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メタトレーダーでエントリーする場合はOrderSend関数を使用します。
Order(Symbol(),OP_SELL,1,Bid,10,0,0,"必勝",4649,0,Blue);
Order(通貨ペア名,注文種別,ロット数,発注価格,許容スリッページ,ロスカット値,利益確定値,コメント,マジックナンバー,有効期間,カラー);
項目は11種類あります。
ここで大事なのは順番通りに記述しなくてはいけないことです。
通貨ペア
Symbol()と記述してプログラムをUSDJPYに適用すればUSDJPYを取引し、EURUSDチャートに適用すればEURUSDを取引します。
1つのプログラムを様々な通貨ペアで運用する場合に各通貨ペアごとにプログラムを書き換える必要がないので大変便利です。
記号 | 意味 |
---|---|
USDJPY | ドル/円 |
GBPJPY | ポンド/円 |
NZDJPY | ニュージーランドドル/円 |
Symbol() | プログラムを適用したチャート上の通貨ペア |
注文種別
一般的によく使うのが成行き注文の「OP_BUY」と「OP_SELL」です。
現在価格よりも安くなったら回、高くなったら売るのが指値注文で「OP_BUYLIMIT」「OP_SELLLIMIT」を使います。押し目でエントリーしたい場合などはこれを使います。
現在価格よりも高くなったら買い、安くなったら売るのが逆指値注文で「OP_BUYSTOP」「OP_SELLSTOP」を使います。ブレイクアウトしたらエントリーしたい場合などはこれです。
記号 | 意味 |
---|---|
OP_BUY | 買いの成行注文 |
OP_SELL | 売りの成行注文 |
OP_BUYSTOP | 買いの逆指値注文 |
OP_SELLSTOP | 売りの逆指値注文 |
OP_BUYLIMIT | 買いの指値注文 |
OP_SELLLIMIT | 売りの指値注文 |
ロット数
取引通貨数はロット数で指定します。
ほとんどの業者では1が10万通か(1ロット)となります。
記号 | 意味 |
---|---|
0.1 | 10,000通貨 |
1 | 100,000通貨 |
10 | 1,000,000通貨 |
発注価格
OP_BUYとセットで使うのがAsk、OP_SELLとセットに使うのがBidです。
現在価格から近すぎる価格で指値や逆指値注文を行うと注文エラーとなります。
記号 | 意味 |
---|---|
Ask | 成行で買うとき |
Bid | 成行で売るとき |
101.5 | 指値、逆指値注文時の売買したい価格 |
High | プログラムを日足チャートに適用すれば前日の高値で発注 |
許容スリッページ
ドル円下2桁表示業者(90.13など)の場合→0.1円までスリッページを許容
ドル円下3桁表示業者(90.132など)の場合→0.01円までスリッページを許容
記号 | 意味 |
---|---|
1 | 1ポイント |
10 | 10ポイント |
ロスカット値
記号 | 意味 |
---|---|
0 | 設定しない |
90.5 | 90.50円でロスカット |
Ask-0.5 | 現在値(Ask)から0.5円下にロスカット |
Bid+30*point | 現在値(Bit)から30ポイント上にロスカット |
利益確定値
ロスカットと利益確定注文はエントリー注文と同時に出すことが出来ます。
成行き注文の場合業者によっては現在価格から近すぎるロスカット値や利益確定値は注文エラーとなります。
例えばドル円を「Ask」で買いエントリーして利益確定値を「Ask+0.001」としても注文エラーとなる場合があります。
記号 | 意味 |
---|---|
0 | 設定しない |
90.5 | 90.50円でロスカット |
Ask-0.5 | 現在値(Ask)から0.5円下にロスカット |
Bid+30*point | 現在値(Bit)から30ポイント上にロスカット |
コメント
各注文に好きなコメントを付けることが出来ます。複数のプログラムで運用していると現在持っているポジションがどのプログラムから発注したものか分からなくなってしまう場合があります。
そこでプログラムごとに異なるコメントを付けておくわけです。
こうすることでどのプログラムから発注した注文か一目瞭然になります。
記号 | 意味 |
---|---|
” “ | コメントなし |
Aシステム | 注文に「Aシステム」とコメントを付ける |
必勝 | 注文に「必勝」とコメントを付ける |
マジックナンバー
有効期間
注文の有効期間を設定します。指値や逆指値注文では有効期限を設定できます。
指定の時間になると注文が取り消されます。
記号 | 意味 |
---|---|
0 | 有効期間の設定なし |
StrToTime(“2010.12.02.12:00”) | 2010年12月02日 12時00分 |
カラー
約定してときのチャート上に表示する矢印の色を指定します。
記号 | 意味 |
---|---|
Red | 赤 |
CLR_NONE | 矢印を表示しない |
出した注文が約定に成功したかどうかを把握できる
なぜ約定したか否かを把握する必要があるのでしょうか。
理由は2つあります。一つ目は約定に失敗した場合に再度発注するためです。
2つ目は約定に成功した場合にもう発注しないようにするためです。
OrderSend()が〇になるとは約定した場合FX業者から約定番号が通知されることを意味します。
約定番号とは注文が約定した時にその注文に付与される番号です。
メタトレーダーのターミナルの取引画面でも注文番号という名称で確認することができます。
OrderSend()が×になるとは約定しなかった場合FX業者から「-1」と通知されることを意味します。